アンティークジュエリー・ファンなら絶対一つは欲しい、ダイヤモンド・トレンブラント ブローチです。上質の大粒オールドヨーロピアンカット・ダイヤモンドの他、ダイヤモンドが100個以上ちりばめられている作品です。トレンブラントとは、フランス語で震えるや揺れるという意味で、花びらの裏にスプリングが付けられ揺れる仕掛けになっています。19世紀にワルツを踊る際に胸元でプルプルと揺れる花のようにデザインされたものです。ブローチに少し触れるとプルプルと揺れ続けます。ダイヤモンド・トレンブラント・ブローチオールドヨーロピアンカット・ダイヤモンド、ローズカット・ダイヤモンド、素材はシルバー&ゴールド。品位は不明。大きさ、6.3cm x 2.3cm x 1.3cm約12.1gメイン石5.8mm、2番目に大きい石4mmくらい。中央の揺れる部分の花の直径約19mmトレンブラントのジュエリーは、19世紀初期頃に最初の流行があり、かなり大型の物も作られました。1851年のカタログに、大型極上の物は当時で 9000ポンドしたと言いますから、現在の価値にすれば 1000万円以上はすると考えられます。このトレンブラント・ブローチが作られた1870〜1880年頃は、南アフリカからのダイヤモンドが豊富に出回り始め、ダイヤモンドの人気がいっそう高まり、質も向上しています。花びらに留めてあるダイヤモンドは、オールドヨーロピアンカットと言われるタイプで、厚みがあるだけに揺れる度に美しいシンチレーション(ダイヤモンド特有の輝き)が楽しめます。現代のブリリアントカットダイヤモンドは正面から見たときに一番美しく輝くデザインですが、オールドヨーロピアンカットダイヤモンドは様々な角度から見るとギラギラするように輝きます。トレンブラントブローチは大きな品が多いですが、本商品は小柄な日本人にもよく合う小さい品となっております。この(日本人に丁度良い)大きさのトランブラントブローチはなかなか市場には出てきません。国内のコレクターが大切に保管していた品を譲り受けました。大切にしていただける方に使って欲しいです。他ショップでも販売しており、万が一品切れになっていた場合はキャンセルとなる場合もございます