最近のジュエリーは、ダイヤを真一文字に並べて大きさを競うお品物が多くなりました。加工にお金をかけず量産できるデザインばかりが目に付きます。ジュエリー展でも、これは何キャラでございます、Blue Nileカットでございます、Dカラーでございますと、味気のない説明ばかり…。私は、ダイヤモンドは無色透明であることが絶対条件だと思っている者でございます。そして宝石でなく、宝飾品というものは、人がどれほどの手を加え、仕上げてきたかで価値が決まるものでございます。これまでも数点の宝飾品をこちらでご購入いただきまして、お喜び頂いてまいりましたが、今日は又このようなリングをご紹介いたします。私が懇意にしております老舗の宝石屋で購入致しましたものです。地金をたっぷりと使い、指感触良く、ふっくらと立体的に美しいカーヴを描くゴールド。この形状のリングだけでも、十分に宝飾品としての価値がございます。そして更に、ゴールドの中に細やかな細工を施した星が掘り込まれその中に一粒ずつのダイヤモンドがギラリと輝きます。日頃宝飾品をご愛用されている方なら価値がお分かりになると思いますが、埋め込まれたダイヤモンドは星形に「見えます。」マルには見えません。これぞまさに、職人さんの技術です。そして指ざわり！お洋服と同じで、宝飾品にも着心地、つけ心地があるのをご存知でしょうか。それは究極の贅沢です。金属でございますが、まるで何か柔らかな布地に包まれているかのような指ざわり。付ける者にしかわからない、然し乍ら絶対に必要な条件。特にこのように幅の広い、嵩の高いリングになると重要です。こちらのリングの素晴らしさ、価値を認めて下さる方がいらっしゃいましたら、いかがでしょう。ダイヤモンドが無色透明、輝くことなど、至極当然のことと思っていらっしゃる方にご検討いただけると嬉しいです。シンプルな、宝石だけを競うリングも素敵ですが、宝飾品もお楽しみになりたい方へ^_^追加写真等、ご質問は大歓迎でございます。宝飾品を愛でる方との宝石談議も大歓迎です。どうぞ宜しくお願い致します♡